9月に豊島ミホの既刊の残り(最新刊含む)を5冊持ってきてもらったmatsuです
その節は大変お世話になりました >T研のみなさん
他のやつ(伊坂の再読etc)を先に読み終え、やっと豊島ミホも読み終わりました
どれだけぶりか分からんけど、ひさしぶりにひとことば
「私はこうして小さな幸福を貯めるのだ。
部活で会うだけの西村先輩との会話、きれいに切り取ることができた空と先輩の絵、
そういうのを記憶に貯金する。
家に帰ってからなんどもなんども確かめる。
食事の後片付けをしながら、ブラウスにアイロンをかけながら、ずっと思い返している。
それだけでいい。」
豊島ミホさんの最新刊、「初恋素描帖」の一編、”出席番号15番 佐々木和代”より
先輩に片思い中の中学2年生、和代のひとことば
あの頃、好きな子との会話やら出来事やらの記憶の反芻ってしたした!!と思った。
てか、今でもするし。 成長してないのか、わし?
この短編集は同じクラスに在籍する中学2年生のクラスメイト20人が主人公(多
それぞれの話がちょっとずつ重なりあった、群像劇のような恋愛中学生日記
んがー、もう設定だけでもキュンキュンですよ
読んでみたら、matsuおじさん、胸が苦しくて死にそうになりましたよ
特にこのひとことばでも採り上げた佐々木和代の話
よくある「先輩を好きになった女の子の話」なんやけどね・・・さすが豊島ミホ
それだけでいい。 に込められた想いは、話のラストで明らかになります。
んー、かわいい幼馴染がおるのってツラいったいね…
バングラ在住の方で読みたい方は言ってくださいまし
日本在住の方は、買うor図書館で借りてくださいまし